コーロ・ソーノ合唱団では、週に2回、水曜と土曜(もしくは日曜)に
定期的な練習を行っています。
この普段の練習が、ソーノライフの基本になっています。
まずは練習場所。
基本的に、水曜日は東京大学・駒場キャンパスで、
土曜日は東京女子大学・善福寺キャンパス(吉祥寺)で練習を行います。
では、順を追って普段の練習を見ていきましょう♪
(水)16:30、(土)13:00
水曜日は東大の4限の授業の後、土曜はお昼から始まります。
おいっちに、おいっちに・・・とはやりません。
歌う前に、全身の筋肉をほぐして呼吸を整えるために
体操は柔軟が中心になります。
ソーノでは歌う体を作りあげるために、この体操にも発声練習に劣らず力を入れています。
普段の生活では使われにくい歌うための筋肉を鍛え、
健康で深い呼吸に邪魔になる体の硬い部分をほぐし、
まさに体全体を楽器としてチューンナップしていきます。
最初はちょっと違和感があるかもしれません。
ですが、この体操をしっかり行うことで、驚くほど声が出やすくなるのです。
体操の後は、腹式呼吸の練習から始め、
徐々に声を出していきます。
基本となるのは、深い呼吸を体で支える事、
柔らかくまるい声を出すために、余分な力を抜く事、
声を明るくし遠くまで響かせるために、声帯から出る音を頭全体に響かせる事、
そして正しい音程、周りの人と美しく重なり合う歌声を出すことです。
はじめのうちは慣れないことが多いかもしれませんが、
わからないところは上級生が指導してくれます。
基礎練習が一通り終わると、パートごとに分かれて曲の練習をします。
ここではパートリーダーの指導の下、
各自が自分のパートを歌えるようにしていきます。
演奏会の前になってくると曲を覚えてくるので、
パート練習なしで全体練習を行うこともあります。
「合わせ」とも呼ばれます。
指揮者を中心にして全パートで曲を合わせていきます。
パート練習のときは自分たちのパートしかわからなかったのが、
全パートで合わせることによって一つの音楽として感じることができ、
なんとも言えない心地よさがあります。
(水)20:00、(土)16:30
時間だけみると長いようですが、あっという間に過ぎていきます。
練習が終わると次回の練習についての連絡などがあり、解散となります。
解散といってもすぐに帰ってしまう人は少なく、
みんな残っておしゃべりをしたりしています。
ほとんどの人は解散後、駅へぞろぞろ歩いて帰ります。
楽しくおしゃべりをしたり、気がついたらみんなで歌ってる時もあります。
なんとなく、さっき歌ってた歌をみんなで口ずさんでいるっていう状況が
自然と生まれるというのが、合唱団のいいところだと思いますね。
帰りの途中で食事をとる人も多く、
食事以外ではアイスやケーキを食べに行ったりもします。
東女練の時は吉祥寺、
駒場練なら駒場東大前・渋谷・下北沢の駅周辺のお店に行きます。
練習後のみんなで行く食事は一段とおいしく、
会話もソーノのことから勉強、バイト状況などさまざまです。