ソーノの男声をご指導していただいている
藤丸崇浩(Fujimaru Takahiro)先生(テノール)を紹介します。
日本大学法学部卒業後、
'98年、W.バウエルンファイント演出『椿姫』ガストンでオペラ・デビュー。
そののち東京芸術大学声楽科(テノール専攻)に進み、
在学中より『ウインザーの陽気な女房達』『カルメン』『ナブッコ』等でオペラに出演。
卒業後も『ラ・ボエーム(レオンカヴァッロ)』等のオペラのほか、コンサート歌手としても『レクイエム(モーツアルト)』、
「第10回日本の心コンサート」(於 広島;フェニックスホール)、
「東京シティフィル第200回記念定期演奏会」(於 東京オペラシティコンサートホール)等に客演する。
またオペラ『不思議の国のアリス(木下牧子)』スペード2を創唱し、
『恋の主題による3つのビジョン(森山智宏)』(ヴァイオリン、ピアノ共演)を初演するなど、
その意欲的な現代作品への取り組みも特筆される。
一方、ヴォイストレイナーとしても当団のほか、
東京外国語大学コール・ソレイユ、日本大学合唱団、
武蔵工業大学グリークラブなど7つの合唱団の育成に当たっており、
その手腕は高く評価されている。
声楽を君島広昭、山口悠紀子、山口俊彦、直野資の諸氏に師事するかたわら
F.E.ダルデーニャ氏、B.ダル・モンテ氏らの指導を受けた。