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合同ステージ
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曲について
「遊声」第1回は、
合唱音楽の父とも言える国イギリスの近現代に焦点を絞り、
各団様々な作風の作品をご紹介しました。
第2回のテーマは「20世紀の祈りの音楽」です。
祈りのない現代、新しいもの便利なことが良しとされ、
素朴なもの、心の中の問題がなおざりにされることを強いられた時代、
20世紀。
その中でもたくさんの作曲家たちは「祈り」の音楽を書き続けてきました。
21世紀も間近に迫り、
来るべき未来は「心の時代」になると喧伝されていますが、
果たしてそれは、人類にとって地球にとって
健康な幸せな方向となり得るのでしょうか?
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基本
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演奏会の紹介
定期演奏会
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第51回(2004)
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第50回(2003)
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第49回(2002)
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第48回(2001)
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第47回(2000)
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第46回(1999)
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第45回(1998)
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定演の歴史
「遊声」演奏会
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第8回(2005)
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第6回(2003)
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第5回(2002)
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第4回(2001)
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第3回(2000)
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第2回(1999)
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第1回(1998)
肌触りや口先だけの優しさが持て囃され、
ハードなこと、こだわる、鍛える、思い詰め、感じ入ることが蔑ろにされた、私たちの国の戦後。
祈りとは本来的な意味で、私たちの元に帰ってくるべきものなのでしょうか?
しかし、歌うことを忘れていない人達には、まだ「祈り」が有ると思うのです。
そのことを深く強く見つめ直すこと、
私はそれを学生たちに訴えたかったのです。
フランス音楽史を代表すると言って良いF.Poulenc(1899〜1963)は今年生誕100年を迎え、
改めて注目を浴びています。
調性と、それが崩れかけていく時代の狭間で、
彼は新古典的な作風を好み、持ち前の知性と洗練された感性を操り、
バランスの良いスケール感と奥行きの豊かな作品を書きました。
特に宗教的感性を再確認した30代後半からは独自の宗教作品の名作を輩出しています。
SALVE REGINAもそうした42歳の頃の珠玉の小品です。
さて、同時代のイタリアには、指揮活動や音楽学者としても大活躍し、
グレゴリオ聖歌や古代の旋法、中性の作品に造詣の深かったI.Pizzetti(1880〜1968)がいました。
今日演奏するAGNUS DEIを含むMESSA DI REQUIEMは
1922〜23年に、彼の最初の妻のために書かれた名作です。
彼の作品の大きな特徴であるオスティナートを多用することによって、
音響の壮大さと宗教的高揚感を実現した本領発揮の代表作と言えるでしょう。
私が1994年にハンガリーへ演奏旅行に出かけた際、思いがけず演奏会場に現れ、
親しく会話する機会を得たことが懐かしく思い出されるJ.Karai(1927〜)は
Kodalyの高弟として知られる現代ハンガリーの最も尊敬されている巨匠の一人です。
SURREXIT CHRISTUS HODIEは1991年の作品ですが、
若い頃は西洋的なモダンな作品を書いていた彼としては
大変穏やかで古典的なスタイルの作品です。
ノルウェーのT.Kverno(1945〜)は現在、50代半ばの書き盛りの実力派。
AVE MARIS STELLAは1976年の作品ですが、
その後も集中力と完成度の高い宗教作品を発表し続けています。
我が国でももっと評価されるべきだと思います。
多彩な人材を有する現代イギリスの宗教音楽の世界でも、
J.Tavener(1944〜)の表出する音響と瞑想の世界は、特に優れて独特で
神々しい美しさを持っていると言えるでしょう。
ギリシャ正教に入信後は、その旋法を生かした
オリエンタルでエキゾチックな魅力を湛えた作品を書き続けており、
どれも大変レベルの高い芸術性を備えています。
1985年の作品です。
最後に演奏するALLELUJAの作者、M.Jasinski(1949〜)は、
我が国ではあまり音楽事情を紹介されていないポーランドの中堅実力派です。
すでに西欧やアメリカでは多数のコンクールで高い評価をされ、
演奏経験も楽譜の出版数も数多く、
オーソドックスな作風の、実績と能力を兼ね備えたバリバリの現役選手と云うことができます。
実は私もまだ数曲しか楽譜を見ていないのですが、どれも良い作品なので、
合唱好きの皆さんに新しいレパートリーとしてご紹介したくて取り上げました。
1998年に発表されたばかりの作品ですが、お気に召すでしょうか?
曲順は何となく年代順に、しかし演奏効果を優先して、あまり深い根拠も無く並べました。
(鈴木 成夫)
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