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混声合唱とピアノのための
「こいうた」
Concert
信長貴富 プロフィール
1971年生まれ。1994年上智大学文学部教育学科卒業。
平成6・7・11年度全日本合唱コンクール
課題曲公募入選「朝日作曲賞」。
平成9年度文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作。
平成10年第9回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。
平成10年日本の音楽展作曲賞。
平成12年第17回現音作曲新人賞入選。
主な作品として、
混/男声合唱とピアノのための「新しい歌」、
男声合唱とピアノのための「うたうべき詩」、
無伴奏混/男/女声合唱による日本名歌集「ノスタルジア」、
寺山修司の9つの俳句による歌曲集「わが高校時代の犯罪」、
弦楽四重奏曲第1番。
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基本
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演奏会の紹介
定期演奏会
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第50回(2003)
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第49回(2002)
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第48回(2001)
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第47回(2000)
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第46回(1999)
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第45回(1998)
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定演の歴史
「遊声」演奏会
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第6回(2003)
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第5回(2002)
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第4回(2001)
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第3回(2000)
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第2回(1999)
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第1回(1998)
作曲者からのメッセージ「こいうた」初演に寄せて
コーロ・ソーノとの出会いは、今から10年ほど前、私が大学1年生の頃に聴いた
「十ぴきのねずみ」(吉岡弘行作曲)だった。
躍動し弾けるエネルギッシュな歌唱は、今でも心に残っている。
以来、何度かソーノの演奏会に伺わせていただく機会があったが、
その度に彼らの沸き上がり溢れ出すような音楽に惹かれていた。
その合唱団から新作の依頼をいただき、喜びと緊張の心持ちで作曲に向かった。
創作にあたっては、まず、私の中にあるソーノのイメージ
「エネルギーに満ちて溢れ出す音楽」が発想の萌芽となった。
その音楽性と私の音楽的欲求の交差点にあったのが「恋唄・空」(日原正彦詩)だった。
8年前にこの詩を知り魅了された私は、即座に合唱曲化を思い立った。
すなわち、今回演奏される第一曲目の原形がその時すでに存在しており、
この曲を含めて恋の詩を集めた合唱作品を作りたいという構想を
当時から持ち続けていたが、ようやく好機を得て実現したということになる。
テキスト選びにあたっては、
率直な言葉で語られ、リアリティーをもって受け入れられる詩を求めた。
「愛」ではなく明確に「恋」をうたった詩であること、
そのことによって、音楽が抽象的で輪郭のぼやけた耽美世界に陥らないことを目指した。
特に第四曲目「日常」(林芙美子詩)を恋の詩の文脈に入れたのは、
「うた」を歌い手自身の生の実感から乖離させたくなかったからだ。
大学生という年代の持つエネルギー感が、
「恋」というテーマによってリアルな音像として立ち現れることを期待しながら作曲した。
最後に、日頃から拙作に貴重なアドヴァイスをくださり、
今回このような作曲の機会をお与えいただいた鈴木成夫先生をはじめ、
コーロ・ソーノ合唱団の皆様、関係者の方々に深く感謝の意を捧げます。
(信長 貴富)
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