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混声合唱組曲
「風に鳴る笛」
より
Concert
学生指揮者から
月並みであるが、月日がたつのは早いもので、
学生指揮者に就任してから一年が経ち、
指揮者としては最後のステージを迎えている。
ここ数年ソーノは、団員数の減少、技術面での停滞等、
ひとつの団体として、また合唱団として
いろいろな意味で危機を迎えていた。
そして今年、
方針の転換、制度、意識面での
様々な改革を行ってきたつもりである。
それによってもちろん弊害もあっただろう。
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しかしたとえ「改悪」であっても何らかの変化があることが重要だと考えた。
今年の執行役員のみんなが、この考えに全面的に賛成し、
協力してくれたことにとても感謝している。
少しずつであるが確実に変化が出てきたことは、
自分にとって大きな支えとなっている。
もちろんこれら全ては「いい演奏」をするためのものであり、
本日会場にお越し頂いたお客様の心に残る演奏ができれば
1年間の努力が報われるし、
もし昨年までとは違うソーノを感じていただければ、
学生指揮者としてこれほど嬉しいことはない。
さて本日は、高嶋みどり作曲の「風に鳴る笛」より、
時間の都合上、2番「息」を除く全4曲を演奏する。
5番「未来」は、中学生の合唱コンクールの自由曲等で多く取り上げられるので、
ご存知の方も多いかもしれない。
しかし、組曲としては技術的にも声楽的にも決して簡単な曲ではなく、
団としての成長のためにもあえて挑戦するつもりで選曲した。
作曲者によれば、
1曲目は笛の音に託す思いを、
3曲目は火星との交信を、
4曲目は世界平和への願いを、
5曲目は未来への明るい希望を歌った曲である。
そして全曲を通して、
大宇宙と無意識世界の神秘が融け合う姿を描きだそうとしている。
そのようなものへの解放に対する希望が、この組曲の主題であると思う。
本日は以上全4曲を、国立音楽大学の時里さんの伴奏で演奏する。
(学生指揮者:占部 伸一郎)
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